【FMラジオ】コミュニティFM放送

コミュニティFM放送は、1992年(平成4年)1月に制度化された、市区町村内の一部の地域において地域に密着した情報を提供することを目的に開設するFMラジオ放送です。
普通のFM放送は、県域単位で、送信出力もkWオーダーと大きいのですが、コミュニティFM局は市区町村単位で限られた地域情報を提供し、地域の活性化を目的とする放送局です。

送信出力も20Wまでと小さく必要な放送エリアをカバーできる必要最小限のものとなっています。
導入当初の送信電力は1Wで、送信場所の高さも制限されていました。1995年(平成7)年3月には10Wまで増力することが認められ、送信所の高さ制限が撤廃されました。さらに、1999年(平成11年)3月からは送信出力が20Wまで認められるようになりました。
ところが、市町村合併によりサービス提供するエリアが広がり、20Wではエリアをカバーすることが難しくなりました。そこで、総務省では、他の無線局に混信を与えない場合であって、エリア世帯をカバーするために増力するしかないか、増力が最適である場合には、20Wを超える必要最低限の範囲で増力が認められるよう規定を改正することとなりました。

周波数の割当は、原則として放送用周波数使用計画(総務省告示)にコミュニティ放送用として定められている5波(76.1MHz、76.2MHz、76.3MHz、76.4MHz、76.5MHz)のうちから割り当てることとされていますが、これらの周波数の使用が困難な場合には、使用可能な他の周波数が割り当てられます。

コミュニティFM放送の第1号は、1992年12月24日に開局した「はこだてFM」です。
現在(2018年12月1日現在)、全国で322のコミュニティFM放送局が放送を行っています。